2006年08月31日

ビジネスマンのぐち・・めげないで良い宿をみつけよう

北見市の「冨士センターホテル」(北見市山下町2-8  TEL 0157-23-2155)

前もって断わっておきますが、このホテルは今年廃業しました。つぶれるのも道理、それはそれはスゴイ宿でした。私はおととし泊まったのですが、今となっては“貴重な体験”をしたわけです。
 まずロビーからしてひどくレトロというか、昭和30〜40年代のような、ホテルというよりもどこかの炭鉱が持っていた保養施設のような、暗く、うらぶれた雰囲気が充満していました。客室に入ると、暗く、ボロく、汚く、指名手配犯が潜伏するにはうってつけのマイナーさに押しつぶされ、「おれはこんなところで何をしているんだ?」と自問自答したくなります。部屋の隅はなぜかむりやりL字型になっていて、そこにみすぼらしいベッドが押し込まれています。横になって明かりを消すと、不覚にも涙がこみ上げてきます。
 さあ、こんなことでめげていてはいけない。すてきな夕食のことをお話しせねばなりません。中途半端に薄暗い妙な色彩の食堂には、すでに冷たいオカズたちが並んでいます。うれしくて膝から力が抜けていきます。いったいいつから待っていてくれたのでしょうか?
 ロビーのソファに座ってヤニをまき散らしているおかみ(?)に声をかけると、面倒くさそうに夕食の支度をしてくれます。ものすごい色をした鶏肉の和え物を飲み込んだとき、明日のわが身を思いました。べっちゃりと変形したシューマイを噛んだとき、なんとも形容しがたいイヤな歯ごたえとともに、口の中いっぱいに不快なくさい汁が充満しました。悪夢でした。これはもはや、まずいうまいの次元でさえなく、純粋に安全性の問題なのだということに気づき、黄色っぽく変色した飯を得体の知れない実の入った味噌汁で流し込み、大急ぎで部屋に戻って胃腸薬を飲みました。
 今まで泊まった宿の中でもワースト3に入る宿でしたが、ここまですごいと逆に笑ってしまうのはなぜでしょう? (もやしもん)
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2006年08月29日

ビジネスには最適・・登別のホテル平安

登別市の「ホテル平安」(登別市中央5-1-1 TEL0143-88-0331)

 登別市内といっても、温泉街から国道を室蘭方面にしばらく走ったところにある幌別という小さな町にあります。ビジネスで利用するにはなかなかいい宿で、個人的にけっこう気に入っています。
 外観は古いけれど、屋内駐車場が完備されていて雨や雪の日にも濡れずに建物に入れるのがうれしく、ロビーに入ると意外ときれいで落ち着いています。従業員の応対も親切で気持ちがいいです。客室も広くて使いやすく、バス・トイレ・冷暖房つき。カーテンの代わりに木製の引き戸で日光を遮る珍しい窓で、最初は面食らうけれど、外光をほぼ完全にシャットアウトできるので、夏の朝などは意外と重宝します(海辺の宿などで、窓にうっすいカーテンしかない部屋に泊まってみなさい。朝の4時から部屋が明るくなり、5時からまぶしいわクソ暑いわ……)。
 唯一の欠点が食事。食材の選び方も、味付けそのものも今ひとつ……というか、はっきりいってマズイ!ここに泊まって夕食は外で、というのがベストですが、近くに気のきいた店が少ないのが悩みの種。
 ちなみに、私は宿泊先の部屋については、掃除さえしてあれば、カーペットに少しくらい染みがあろうが壁の隅のクロスがはがれていようが、大して気にならないタチです。したがって、このブログを読んで「実際にその宿に泊まってみたら、客室が汚くて頭に来た」などとクレームをつけてきても知ったことじゃありません。  (もやしもん)
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2006年08月18日

ビジネスホテルとしても大満足なマルエー温泉温泉!

ホテルマルエー温泉(中標津町西1条北3丁目 0153-73-3815)

 中標津町の市街地にあって、空港からも近く、なかなか予約がとれない人気宿です。
 大浴場はこのあたりでも評判の天然温泉で、泉質はリウマチや糖尿病、婦人病などに効能がある含硫黄ナトリウム−塩化物泉。客室はシングルでも十分な広さがあって、バス・トイレつき。夏でも比較的涼しい地区なのに、窓にはちゃんと網戸が入っていて(網戸のないビジネスホテルがあったのだ)、なおかつ冷房まで入っているのが何ともうれしい限り。
 加えてここは食事がすばらしいんですね。部屋食ではありませんが、1階の食堂で朝夕ともバイキング方式。それも、どこかの観光ホテルみたいにごてごてした料理を並べるのではなく、野菜のてんぷらやおひたし、焼き魚、ギョーザ、麻婆豆腐、サラダ、揚げ物など、ほっとする家庭的な味付けのメニューがたっぷりと揃っていて、外食続きで栄養の偏りがちなビジネスマンにはたまらない魅力です。 
 しかもここの料理は、女将さんのポリシーで化学調味料などは使わず、野菜は無農薬、牛乳は地元でしぼった低温殺菌牛乳と、いいことずくめ。毎日ちょっとずつメニューが変わりますが、いつも置いてある定番のカレーもなかなかウマイ。気取ったレストラン風ではなく、手間隙かけた家庭のカレーという感じがなつかしく、ついつい「食前食後にカレー」という暴挙に走ってしまいます。
 たった一つ難を言えば、バイキング方式で料理を並べるには食堂が狭すぎ、しかも夕食時にはそこで酒を呑みだす連中もいるため、一人で行くとあまり落ち着いて食事ができません。  (もやしもん)

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2006年08月10日

二股らぢうむから銀婚湯へ・・・

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銀婚湯と露天風呂

あの人気の銀婚湯へ・・いざ・・

 “どすこい温泉探検隊”の今回の目的のひとつに“あの銀婚湯”にお泊まりというのがあったが、休前日などはまず無理とのことで予約がとれなかった。そして“あの二股らじうむ温泉”になったのです。忘れられない思い出ができたという意味ではとっても有意義なお泊まりでしたが・・・
 泊まれなかったが、やはりここまで来たのだから温泉にはいらなくっちゃと、銀婚湯にいきました。国道5号線から“銀婚湯”の看板に誘われ平坦な田舎道を車で走ること10q、あの格調たかい風情が見えてきました。庭園も素敵! 看板も歴史ありそう! 入った玄関も磨き込まれた木調でまるで雑誌で見たまま! 廊下も広く、気分もゆったりするようなたたずまい、大浴場は大きな湯船が贅沢さをかんじさせてくれる。露天風呂も清潔感のある石に囲まれお湯もきれい。
 ここまで書くとやっぱり噂の“あの銀婚湯、さすがだね!”と思ってしまうが、何故か私たちには落ち着かなかった。きれいなのは確かに気分がいい。でもあまりにそつが無く、心というか気というか、こちらとぴたっとくるようなところがない。他の客はみんなじゃらんを見てきましたと言う感じだし、源泉掛け流しがうりもののためか薄めていない温泉は熱くてまるで東京の銭湯の様だ。赤ん坊がぎゃーぎゃーと泣いている。子どもにはかわいそうだ。そしてお風呂上がりの冷たい水がない。水のみたい・・といいながらでてきた始末でした。あこがれの温泉にやっとたどりついたわりには、気分重しの帰り道でした。泊まったらまた違う感想になったかもしれませんが、それとも我が探検隊に高級は似合わないのかも。 (ようらんふぁん)
posted by elly at 11:07| Comment(1) | TrackBack(0) | 温泉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月02日

釧路の出張は名宿で大満足!・・すべて○!!

 釧路市の「ビジネスホテルゆうやけ」。(釧路市弊舞町1-1 TEL0154-41-5674)

 釧路駅から北大通りをまっすぐ進み、幣舞橋をわたってロータリーを抜けて坂を上り、最初の交差点を左折。道なりに進んで左手にNHKの建物が見えたら、そのすぐ隣の小路(看板あり)を入ってすぐのところにあります。
 少し前まではビジネス旅館と名乗っていて、見かけもふつうの住宅のように見えます。ところがこれがなかなかどうして、知る人ぞ知る名宿。どこがそんなにいいのかというと……まず部屋が広くて気持ちがいい!畳敷きだけれどバス・トイレつき!建物が高台にあるので、環境は静かだし、かなり大きな窓から釧路川を見下ろす夜景が雰囲気満点!オーナーの人柄もマル!
 しかも食事がいい!味もいいし、魚料理に肉料理、釧路ならではの新鮮な刺身にデザートまでつく文句なしのボリューム!連泊すると体重アップは必至!おまけに朝夕ともに部屋食!朝食もうまいし、何より目覚めのモーニングコーヒーまで淹れて部屋まで持ってきてくれる至れり尽せり!これで6300円!なんてこった!
 はっきり言って、長年、北海道内を出張して泊まりまくってきたビジネス宿の中でもトップクラスだと思います。
 常連客で満室になっていることが多いので、泊まってみたい人はけっこう早めに予約することをおすすめします。(空きがないと、数少ないアウトバスの部屋になってしまう可能性もあり)。   (やっと○に当たったビジネスマン)

posted by elly at 15:23| Comment(1) | TrackBack(0) | ビジネスホテル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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