2007年10月04日

東横インとルートイン比較論なんちて

お久しぶり。さて、前回と同じノリで、全国展開するビジネスホテルの2大チェーン、東横インとルートインをちょっくら比較してみましょう。
といっても、どちらも近年になって雨後のタケノコよろしく全国各地ににょきにょき増やしまくっているホテルなので、客室や館内の設備関係で大きな違いはナッシングですね。んでもってどちらも駅前とかに建てることが多くて立地も大差ない。駐車事情も、狭っ苦しい立体
駐車場で別料金がかかる上、順番待ちがうっとうしいのは似たり寄ったり。ではどこで評価が分かれるのか?
そーですまずは食事です。この2大グループを比較すると、どうしても食事と価格の問題が出てこざるを得ないですね。
ルートインのほうは、だいたい1階にレストランがあって、そこで朝食バイキングと夕食を有料で食べる形。
一方の東横インは、朝食の無料サービスが売りの一つで、おにぎりと味噌汁、漬物、コーヒーがタダ。しかも、札幌とかの一部の店舗以外では、夕食としてこれまた無料でカレーライスを恵んでくださる。金のない出張族には、自然災害で何もかも無くしたあとでたどり着いた無料配給所のようなホテルです(んな大仰な)。
ここで1泊の宿泊料を考えてみると、ルートインはたいてい東横インより500〜600円くらい低めに設定しているんだけれども、東横インは贅沢さえ言わなければ2食とも無料で、片やルートインは朝食バイキングが500円で夕食は勝手に注文して食べれや方式なので、夕食ぶんだけ自動的に東横インより高くなってしまうんですね、実は。
それと、両方のホテルに泊まったことのあるビジネスマンなら、よほど鈍感力の強い人(by渡辺淳一)でない限り、ある決定的な違いに気づくはず。それは、ホテル全体を包む心配り、言い換えれば細やかさの差。東横インはスタッフが全員女性という珍しいチェーンで、それがフロントの応対、電話の受け答え、館内の目に付く部分に対するさ
りげない気配りや整理整頓などに表われていて、その点、どうしてもルートインは見劣りがするというか、全体にザツで行き届かない・だらしない部分が見えてしまう。
いかに昨今、人前でタバコ吸ってタン吐いてガス漏らして携帯でプライベート垂れ流しにしてへっちゃらなオナゴが増えたとはいえ、やはり対人的なサービス業では女性にかなわない部分が多いのですよ。もうこれは理屈ではなくて、わかりやすい一例を挙げれば、疲れ果ててホテルに戻って優しそーなおばちゃんにあたたかい無料の手作りカレーを手渡されたら、それだけで癒されちゃうんですね。しかも客室はものすごいレベルできれいに掃除されてるし。ルートインはなんつーか……事務的というか企業が金儲けでやってる姿勢が丸出しというか……店舗によってはひどく生意気なフロントがいたり……ロビーの共同トイレに入ったら床一面にトイレットペーパーがぶちまけられてたり……いい印象がひとつもないんだなー。ルートインびいきの客は、温泉がついてるだけでよしとしてるらしいけど、わたしゃ仕事で泊まるビジネスホテルの温泉なんかどうでもいいと思ってるので悪しからず。(とゆーか、大浴場でのバカ客のマナーの悪さにうんざりしてるので) (もやしもん)
posted by elly at 11:05| ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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東横イン
Excerpt: Ltd.)。名称の「東横」は、発祥の地(本社の所在地)が東京と横浜市|横浜のほぼ中間に位置する大田
Weblog: あやかの記録
Tracked: 2007-10-25 05:49
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