

銀婚湯と露天風呂
あの人気の銀婚湯へ・・いざ・・
“どすこい温泉探検隊”の今回の目的のひとつに“あの銀婚湯”にお泊まりというのがあったが、休前日などはまず無理とのことで予約がとれなかった。そして“あの二股らじうむ温泉”になったのです。忘れられない思い出ができたという意味ではとっても有意義なお泊まりでしたが・・・
泊まれなかったが、やはりここまで来たのだから温泉にはいらなくっちゃと、銀婚湯にいきました。国道5号線から“銀婚湯”の看板に誘われ平坦な田舎道を車で走ること10q、あの格調たかい風情が見えてきました。庭園も素敵! 看板も歴史ありそう! 入った玄関も磨き込まれた木調でまるで雑誌で見たまま! 廊下も広く、気分もゆったりするようなたたずまい、大浴場は大きな湯船が贅沢さをかんじさせてくれる。露天風呂も清潔感のある石に囲まれお湯もきれい。
ここまで書くとやっぱり噂の“あの銀婚湯、さすがだね!”と思ってしまうが、何故か私たちには落ち着かなかった。きれいなのは確かに気分がいい。でもあまりにそつが無く、心というか気というか、こちらとぴたっとくるようなところがない。他の客はみんなじゃらんを見てきましたと言う感じだし、源泉掛け流しがうりもののためか薄めていない温泉は熱くてまるで東京の銭湯の様だ。赤ん坊がぎゃーぎゃーと泣いている。子どもにはかわいそうだ。そしてお風呂上がりの冷たい水がない。水のみたい・・といいながらでてきた始末でした。あこがれの温泉にやっとたどりついたわりには、気分重しの帰り道でした。泊まったらまた違う感想になったかもしれませんが、それとも我が探検隊に高級は似合わないのかも。 (ようらんふぁん)